電子通信学会誌 , Vol.49 [11], pp.2248-2255 (1966)
あらまし
PCM 伝送方式のような高品質伝送方式について、 品質妨害要因に対する許容限度をきめるのに適する品質評価尺度として、 従来のどちらかと言えば信号の質の劣化に主点をおいて考えられる尺度とは別に、 信号と共存する雑音について、雑音のきこえる度合いなどの心理的効果に着目した 「雑音の可聴度尺度」を提唱した。 ついで、本尺度を、試作した 1チャネル PCM 伝送方式シミュレータを用い、 符号変調方式で考えられる各種の主要な雑音について適用して、 高品質伝送系の評価尺度として有効であることを明らかにした。
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First Written Before June 16, 1998
Transplanted to KSU Before May 14, 2003
Transplanted to So-net May 3, 2005
Last Update April 8, 2007
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