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應用物理学科數理コース

應用物理学科は、計測、物理、數理の3コースに分かれていた。 數理コースの学生定員は1学年7名、教官も7名という超ミニ学科だった。

その後 (昭和37年入学生から?) 應用物理学科は、物理工学科と計数工学科に分離し、 数理コースの定員も増える。 計数工学科は計測コースと数理コースとからなっていたが、 計数とはもちろん計測・数理の頭文字を取ったもの。こんな命名を文部省が良く認めたものだ。

ディジタルコンピュータ "digital computer" を「計数形計算機」と訳すことがある。 計数工学科、特に数理コースにおられた故森口繁一教授が、 日本におけるコンピュータ利用で先進的な役割を演じられたこともあってか、 計数工学科の「計数」は「計数形計算機」から取ったと思う人が多いらしい。

計測工学が消えた

平成16年2月に来た名簿では、「数理工学コース」は「数理情報工学コース」、 「計測工学コース」は「情報システム工学コース」に変更されたらしい。 伝統ある計測工学の名称がついに学科名から消えてしまった。

計数工学科の名称はそのままだが、昔の例に倣えば「数情工学科」にすべきではないか。

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First Written Before January 10, 1995
Transplanted to KSU Before August 26, 2003
Reorganized August 8, 2006
Last Update August 8, 2006

© Yasuaki Nakano 1995-2006