情報科学部 情報科学科 開設（平成21年度） ＞ 情報科学科のカリキュラムの特徴

情報科学科のカリキュラムの特徴

教育目標を達成するためのカリキュラムの特徴は次のとおり。

• 専門科目を専門基礎、計算機科学、専門展開の各科目群で構成している。
• 専門基礎と計算機科学の科目群の中から情報技術者にとって必須である科目を必修科目として厳選し、基礎学力を深く身に付けることに重点をおいている。
• 次のような履修モデルを掲げて情報科学・情報技術の教育を行うために必要な専門科目を選択科目として配置している

• 情報技術者に欠かせない３つの言語（コンピュータ言語、日本語、英語）と論理的思考力を重視し、これらを使いこなせるよう、実践的なカリキュラムを編成している。

教育の実施においては、次のコースを設けて情報科学・情報技術の教育を行う。学生はまずコース共通として情報科学・情報技術の入門を学んだうえで、２年次からコースに分かれて学ぶ。

• 情報技術応用コース：学生が上記(3)の履修モデルの中から興味・適性のある情報技術および適用分野をいくつか選択し、それらの専門的知識を身につけ、実問題へ応用する方法を学ぶコース。これらのコースでは、上記の履修モデルのいくつかを深く学び、情報技術を適切に応用することによって社会に貢献できる人材、具体的には、インターネット、情報セキュリティなどの基礎技術に加え、流通、交通、金融、医療、福祉などの諸分野を支える情報システムの設計・開発、運用管理が行える人材を育成する。また、人間の能力を援助し強める情報技術を学び、快適なヒューマンインタフェース環境を構築するための知能情報処理やメディア処理能力を備え、人にやさしく、使いやすい情報システムの設計・開発が行える人材を育成する。
• 情報科学総合コース：情報科学・情報技術を基礎から総合的に学んだ上で、上記(3)の履修モデルの中から興味・適性のある情報技術および適用分野を選択するコース。このコースでは、情報科学・情報技術の基礎をしっかりと身につけ、ソフトウェア開発やハードウェア開発、情報システムの設計・開発等にかかわる様々な分野で活躍できる技術者を育成する。このため、情報科学・情報技術の基礎を総合的に学び、情報科学の広い分野に関して必要とされる知識・技能の修得を保証する。情報科学部では、平成15年度入学生から情報科学総合コースを設けている。このコースは平成19年5月に日本技術者教育認定機構（JABEE）によって「情報及び情報関連分野」の技術者教育プログラムとして認定されている。詳細については情報科学部のホームページ http://www.is.kyusan-u.ac.jp（「学生の皆さんへ」→「学科とコース」）を参照されたい。

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