主な演習テーマ l
LANに基づいての通信と計算 l
LANでの並列計算のシミュレーション l
インターネット環境でのプログラミング l
Fedoraネットワークサーバ構築と管理 l
組合せオブジェクトの実演 l
Webによる離散数学演習用CAIシステムの開発 l
ファイルに関するセキュリティ |
研究紹介 情報社会になる現在,明らかに,情報処理の速度と性能がますます要求される。例えば,インターネットから資料を調べるとき,数分間でも待ちたくない。情報処理の速度と性能を上げる方法は,計算機のCPUの速度を上げる方法以外にも考えられる。その中で, l
並列・分散計算の利用,および l
効率的なアルゴリズムの採用 という方法もある。並列・分散計算と効率的なアルゴリズムは当研究室の二つの研究分野である。 並列・分散計算 並列・分散計算という専門分野は,それぞれ並列計算機とコンピュータネットワークとして社会に受け入れられている。すでに,コンピュータネットワーク(分散計算)は,インフラストラクチャとして社会基盤の地歩を占めている。また,並列計算機も,大容量のデータ処理やコンピュータグラフィクスなどに欠かせない道具となっている。 効率的なアルゴリズム 情報社会が進み,計算機が社会の隅々まで行き渡るようになった。計算機を動かすにはプログラムが必要である。プログラムを書くにはアルゴリズムの設計が不可欠である。同様な応用問題に対して,アルゴリズムが違うとその問題を解する時間が違う。即ち,効率が違う。 例えば,情報検索問題に対して,線性検索アルゴリズムであれば,O(n)時間が要るが,二分検索アルゴリズムであれば,O(log n)時間になる。 |