下川研究室の紹介

Last Update: July 1 2005 04:50

下川研究室 5W1H

What (下川研はなにをやってるの?)

研究テーマは次世代インターネット基盤技術の研究開発です。 ちょっと大雑把でよく分かりませんね。 詳しくは研究・演習テーマで。

Who (下川研には誰がいるの?)

2005年4月現在、M2(修士2年生)1人、B4(学部4年生)9人、 教員1人(下川)という体制です。

B4の中の数名が大学院に進学予定です。

学外との共同研究活動も活発に行っています。 代表的な共同研究先は後述します。

When (下川研はいつ活動しているの?)

2005年度前期は、木曜日の午後に 12508 ゼミ室でゼミをやっています。 興味がある人の見学は歓迎です。

ゼミ以外の活動としては、 2005年5月に開催された第1回球技大会大会には、 ソフトボールの部に、 研究室単独(正確には他研究室からの助っ人1名)で参加しました。 結果は1勝1敗でした。次の大会では優勝目指します;-)

夜の部(飲み会)は非定期に開かれています。 基本的には研究室の学生が企画しているので、 次がいつになるかは僕にも分かりません;-)

Where (下川研はどこにあるの?)

12号館5階、12509が下川の研究室。12508がゼミ室。 4階 12404が演習室です。

ネットワーク上だと、下川研の学生が管理している webサーバが

http://randomstar.is.kyusan-u.ac.jp/pukiwiki/pukiwiki.php

にあります。 このサーバは、まだ学内からしかアクセスできません。 また、この URI は、近日中に変更予定です。ごめんなさい。

Why (下川研をなぜ勧めるの?)

ネットワークの研究は楽しいからです。 コンピュータネットワークは、コンピュータ同士を結ぶシステムです。 でも、それだけではありません。 コンピュータの向こうには利用者がいます。 コンピュータネットワークは、コンピュータ同士だけではなく、 人と人を結ぶシステムなのです。

人と人のコミュニケーションは楽しいと思っています。 その可能性を広げるコンピュータネットワークの研究はとても楽しいです。

How (下川研にはどうやって入れるの?)

ドアをノックしてから入ってください。

…そんなことは聞いてませんね。 希望調査で下川研を希望してください。 あなたが下川研のメンバーに加わるのを楽しみに待っています。

研究・演習テーマ

社会情報システム学演習・知能情報学演習

2004年度は、 卒論に備えての基礎の勉強をしてもらうために輪講を行いました。 使った本は「詳解TCP/IP 〈Vol.1〉プロトコル」です。

章ごとに担当者を決めて、毎週少しづつ読み進めていきました。 3年生の後期に、インターネット工学という講義が開講されます。 下川が担当する講義ですが、 この講義だけではインターネットの深いところまでは説明ができません。 そこで、卒論を始めるに当たって、 不足分を補うためにこの本を使って勉強をしてもらいました。

2005年度の内容については未定です。 2004年度と同じような内容を実施する可能性が一番高いです。 ただ、プログラミングを主体にした内容にする可能性も少し残しています。 ただし、もし仮にそうした場合、4年生の前期に上記の本で輪講を行います。

卒業研究

現在、下川研究室で取り組んでいる卒業研究テーマは以下のようなものです

もしも、 インターネット関係でやってみたいテーマがある人については、 それを重視したいと思っています。 そのテーマが卒業研究のテーマとして適切である場合、 そのテーマを採用します。

学外との共同研究

下川研究室では様々な組織・プロジェクト・ グループと共同研究を行っています。 代表的なものを列挙します。

九州ギガポッププロジェクト

九州を中心として高速研究ネットワークを構築し、 次世代インターネット技術に関する研究開発を行っています。 月に1回程度の定例ミーティングを行っています。

HIJK プロジェクト

福岡・韓国間の高速ネットワークを活用し、 国際的な次世代ネットワーク技術研究開発を行っています。 QGPOP プロジェクトと密接な関係を保って活動しています。

WIDEプロジェクト

世界的にも有名かつ先進的なインターネットに関する研究プロジェクトです。

ITRC

正式名称は 「日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会」 と言います。 産学官が参加したインターネットに関する共同研究プロジェクトです。

LIVE! UNIVERSE

天文現象などのインターネット上でのライブ中継を行っています。 下川研究室で開発したシステムを中継システムに組み込んで中継実験を行うこともあります。

Ring Server Project

インターネットなどの高速ネットワーク環境を対象として、 大規模なソフトウェアライブラリとソフトウェアの分散共同開発の支援を行う共通基盤技術を研究開発し、 実際に運用しています。 下川研で開発した TENBIN というシステムを使ったリクエストナビゲーション実験を行っています。

CRNフォーラム

大規模かつ高品質なコンテンツ配信を可能とするアーキテクチャ "CRN" を中心として、 コンテンツビジネスへの参入障壁を取り払っていくことを目指し活動を行っています。

埼玉大学 吉田研究室

Flash Crowds Adaptive Network を初めとして、分散システムの共同研究を行っています。


下川俊彦<toshi@is.kyusan-u.ac.jp>