この事実を利用すると、知識処理による誤認識の修正が可能となる。 例えば認識結果が「鹿児鳥」であったとき、 これが地名であるという知識を用いれば「鹿児島」に修正することは可能である。
[余談]
上記の「鹿児島」→「鹿児鳥」という誤認識の例は、あまり深く考えずに出した例である。
ところで、県名であることが決っている項目では、
対象を県名として使われる文字に限定することが可能である。
したがって、「和歌山」→「利歌山」というような誤認識は生じ得ないから、
こんな例を出したとしたら少しまずかった。
しかし、「鳥取」県があるので、
対象文字を限定しても「鹿児島」→「鹿児鳥」の誤認識は生じ得る。
偶然とはいえ助かっていた。「鳥取」→「島取」でも良かった。
15年近く経過し、手書き漢字 OCR 実用化に際して知識処理が必要となり、特に高速化が迫られた。 そのため、知識処理の高速化を研究したが、在職中には完成せず後輩に託した。
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First Written Before August, 1996
Transplanted to KSU Before May 16, 2003
Transplanted to so-net May 4, 2005
Last Update May 5, 2005