この研究成果を学会論文として投稿したが、これが私の学位審査で役に立ってくれた。
学位審査では第二外国語の試験がある。この試験は、ドイツ語の文字認識関係の論文を選んで訳し、 原論文のコピーと訳とを提出して複数の審査教授の前で説明するものである。 そのとき、私の選んだ論文の一つ前の論文が音声認識に関するものだったが、 これが下記の論文を引用してくれていて、 そのことが私の選んだ論文のコピーからわかった。
現在、多くの論文誌では論文ごとに改頁するので、コピーで前の論文が見える機会は少ない。 昔は紙面節約のため「追い込み」といって、前論文の終りに続けて次の論文を印刷していた。 したがって、先頭頁に前論文の参考文献欄が掲載されていることが多かった。
私自身は全く気付かなかったが、主査の教授が「これは中野君の論文ではないか」 と気付いて下さって、大いに面目を施した。
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First Written Before January 10, 1995
Transplanted to KSU Before August 27, 2003
Transplanted to So-net May 4, 2005
Last Update July 11, 2005