仲研:計算生物学/生命現象の数理モデル
仲研究室では広い意味では情報科学の生命科学への応用ということをやっています。バイオインフォマティクスあるいはシステムバイオロジーなどと呼ばれている分野と関連しています。簡単に言うとコンピュータを使った細胞や進化などの生命現象の研究です。他に数学教育にかかわるアプリの開発や人工知能(AI)関連の試作・調査なども行っています。社会に直ちに役に立つようなことより面白いことに価値をおいています。また、仲研では徒弟制度(チューター制)を採用しており、3年次のプレゼミでは4年生が取り組んでいる卒業研究のテーマのどれかひとつを手伝ってもらいます。ちなみに上の懇親会の写真の中9名が今年度の皆さんのチューターになります。昨年度の卒業生も映っています。
仲研の特徴
- 3年生と4年生が1対1で組んでチームで研究を行う(チューター制)
- プログラミング言語としてMathematicaを主に使う(テーマによってはPerl、C言語、CUDA、Pythonなども)
- 例年、教職課程の履修者が多い(卒業生にも教員多数)
- 懇親会が多い(月に1回程度、夏季休暇中の合宿やBBQなども)
主なテーマ概要
細胞内シグナル伝達系の数理モデルによる解析(本格派向け・学会発表)
その他の生命情報関連システムの調査・試作(マニア向け)
- 人工生命プログラム(生物進化シミュレーション、繰返し型囚人のジレンマ)
- 人工知能プログラム(囲碁・将棋、ディープラーニング)
その他のプログラム/Webアプリケーション開発(IT系就職・教職向け)
- ウェブアプリケーションの試作(数学教育支援、電子テキスト、テキスト管理)
卒業論文・修士論文一覧(タイトルをクリックすると内容をみれます。ただし、学外からはVPN接続が必要です。)
2025年度
- 九産大自動車部の部費徴収システムの試作:黄茂碩(22RS055)
- 3つの整数に対するユークリッドの互除法とその視覚化:菰田将希(22RS058)
- 高校数学の積分法教育支援アプリの改良:田部厚博(22RS083)
- 高校数学の3次不等式の解をグラフで理解させる学習支援アプリの試作:中村洸太(22RS092)
- 立体上の紐の最短距離を視覚的に理解させる教育支援アプリの試作:中村美月(22RS093)
- 手話の画像認識を行う人工知能教育用コンテンツの試作:野田隼勢(22RS104)
- 高校数学の不等式と領域に関する学習支援アプリの試作: 廣田遥一(22RS114)
- 微分方程式学習支援アプリへの三角関数の追加:守田疾登(22RS139)
- 卒業論文管理システムへの個人閲覧履歴表示機能の追加:渡邊隆太(22RS153)
- Mathematicaを用いた日本語の音声認識を行う人工知能教育用コンテンツの試作: 工藤和志(22RS601)
- 酵素反応ネットワークの双安定性の評価関数に関する研究:岩本拓巳(25GJK02)
2024年度
2023年度
2022年度
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