情報科学演習T・U(3年前期・後期)
【前期】
卒業研究に取り組めるように、情報科学・情報技術に関する基礎、私の研究分野(信号処理、
情報セキュリティ)に関する基礎などを勉強します。
そして、勉強した成果を報告書としてまとめ、研究室のみんなの前で発表してもらいます。
【後期】
いま社会から求められている“グループワークの能力(チームとして計画的に目標を達成していく能力)”と
“コミュニケーション能力”を養うために、プロジェクトベース設計演習に全員参加します。
今年度、プロジェクトベース設計演習は「情報科学演習U(月曜・4限)」と
「エンジニアリングエコノミー(月曜・5限)」を使って2限続きで実施されますので、
全員「エンジニアリングエコノミー」も履修登録し、2限続きで参加してもらいます。
卒業研究(4年前期・後期)のテーマ
私の研究分野に関連したテーマは以下のようなものです。
・ 電子透かし技術の開発とその情報セキュリティへの応用に関する研究
・ ウェーブレット理論を応用した画像信号処理に関する研究
・ 情報理論、情報セキュリティ及びディジタル信号処理教育支援ソフトウェアの開発
・ その他、確率・統計、信号処理、画像処理、情報理論、情報セキュリティに関する研究
上記の研究テーマと密接に関連する科目は、線形代数、確率論・情報理論、統計学、信号処理、
情報セキュリティ、マルチメディアです。微分積分も重要です。
(もちろん、これ以外の科目も大事なのは、言うまでもありませんが。)
上記以外のテーマでも情報科学・情報技術に(少しでも)関連するテーマであれば何でもOKです。
学生の皆さんからの提案も大歓迎です。
情報科学会誌2巻1号(2003年9月)に、私の研究室紹介が掲載されていますので、
電子透かしに関するテーマの詳細を知りたい人は下記を参照して下さい。