情報科学部の学生は学部一括入学後2年の間に情報科学の基礎知識・技術を身につけ,3年次進級時点で自己の学力や適正に合った学科・コースを選択します.卒業するための要件はコースにより異なっています.情報科学総合コースでは,達成度評価の厳格化の一つのアプローチとして,他の2コースよりも厳しい登録要件,卒業研究着手要件および修了要件を設定しています.なお,情報科学総合コースから他コースの変更は年度始めにのみ認めています.
以下に記す要件は2006年度以降の入学生に適用される要件です.2003〜2005年度入学生については多少要件が異なっています.学生便覧の「情報科学部授業科目履修規程」と「情報科学部情報科学総合コース履修要領」で確認して下さい.
情報科学総合コースに登録するには,2年次終了時までに下記の要件を満たさなければならない.
ここで,GPAとは各科目の成績を秀,優,良,可,不可をそれぞれ4,3,2,1,0点(以下,GPと呼ぶ)として単位数について下記の式に従い加重平均したものである.
GPA = [(科目の単位数)×(その科目で得たGP)]の総和÷(履修登録した単位数)の総和
上記登録要件においてGPAが2.0以上は,成績が平均して良であることを意味している.
情報科学総合コースに登録した者は,次の要件を満たさなければ卒業研究に着手できない.
(注)履修規程別表2には卒業に必要な124単位の内訳が示されている.専門必修科目52単位,専門選択必修科目2単位,専門選択科目50単位,総合科学科目10単位,外国語科目10単位(英語6単位以上)が卒業に必要な単位である.