情報処理学会 情報システム教育コンテスト(ISECON2008)産学協同実践賞を受賞

情報処理学会 情報システム教育コンテスト(ISECON2008)において、情報科学部の取り組みである産学協同実践教育「プロジェクトベース設計演習」高度化の取組み産学協同実践賞を受賞しました。

情報科学部では、地場のIT企業と連携し、現役技術者をインストラクタに迎え産学協同実践的演習「プロジェクトベース設計演習」(3年後期)を実施しています。 この演習は、2004(平成16)年から株式会社福岡CSK様と連携(2005(平成17)年度から株式会社テクノ・カルチャー・システム様とも連携)し、すでに5年間継続実施しています。
この演習は、経済産業省が2006(平成18)年度までの過去4年間にわたり実施した産学協同関連事業の成果を取りまとめた成果物として、2007(平成19)年8月に公表された「経済産業省 産学協同実践的IT教育レポート」の全国の注目事例のトップに掲載されているものです。

「プロジェクトベース設計演習」では、複数の学生が班を組んで、学生自身が主体性を発揮しながら、プロジェクトと呼ばれる、品質・納期・コストを意識して成果を生み出す作業を進めていきます。現実の組込みソフトウェア開発を体験できる貴重な機会でもあり、大きな教育効果を上げています。

2008(平成20)年度は、一層の教育効果をあげるべく、開発対象である組み込みソフトウェアをより高度なものにレベルアップしたり、複数の班をまとめたチームを編成し、これまで以上にコミュニケーションの重要性を学生に実感してもらったりと、演習の高度化に取組みました。このような連携・取り組みが評価され今回の受賞となりました。 なお、今回授賞を受けた取組みは、2008(平成20)年度九州産業大学教育改善・改革支援事業により実施されたものです。

二次審査風景
ISECON2008審査風景
紹介ポスターの内容(1)(画像クリックで拡大)
ISECON2008ポスター1
紹介ポスターの内容(2)(画像クリックで拡大)
ISECON2008ポスター2